【書評】中年童貞になる前に読んでおきたい漫画

漫画

(更新2021年5月27日)

きたろう
きたろう

年間100冊読むきたろうです。その中から、良いと思った本を今回ご紹介します。

きたろうの詳しいプロフィールはこちらから





この本を読むべき人はこんな人

童貞の人
・自分を客観的に見たい人
・中年童貞はどういう風に生まれるのか、学びたい人


原作は女性の貧困問題についての本を数多く出版している中村敦彦さん。漫画は、個性的な絵を描くことで有名な桜壱バーゲンさんです。

読んでいて心に刺さる漫画です。童貞でない人も、ぜひ読んでほしい!








本の概要


本のタイトル:漫画ルポ 中年童貞
原作:中村敦彦

漫画:桜壱バーゲン
発売日:2016年10月4日
発行所:株式会社 リイド社



著者プロフィール:
中村敦彦(なかむらあつひこ)
1972年東京都生まれ。
フリーライター。
代表作に、企画AV女優たちの衝撃的な生と性をきろくした『名前のない女たち』(宝島社)シリーズ。
一時期、介護業界に身を置くも撤退。
現在はノンフィクション、ルポルタージュを中心に執筆している。

桜壱バーゲン(さくらいちばーげん)
1964年大阪府生まれ。
漫画家。
エロギャグ漫画を得意とし、潜入ルポ・風俗体験取材漫画でも長期にわたって活躍。
外見に難のある人物の滑稽でリアルな描写に定評がある。
本名の櫻井稔文名義で描いた『絶望の犯島』(双歯社)が代表作。





きたろう
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イラストのテイストから中年童貞が、より深刻な社会問題なんだということを感じます。




なぜ読もうと思ったのか


「中年童貞」であることは別に悪いことではないだろうと思い本書を読んでみました。

しかし、本書読み終えるとこれはヤバイ。

社会問題だと、そう思わされます。



内容


著者の中村敦彦さんは、6年間だけ介護施設を経営していた時期があったそうです。


そこの介護施設で問題を起こすのは中年で童貞であることが多いことから、中村さんは「中年童貞」に興味をもちはじめました。


中年童貞が起こす問題は


・逆ギレする
・新人いじめをする
・朝出勤すると、中年童貞同士が喧嘩をしている
・お婆さんの入浴介助に異常に興奮する



などさまざまです。


中村さん自身、ネガティブな性格で最悪を想定して生きてきて、現場は想像以上の最悪を超えることばかりであったと言います。


本書が取り上げるのは、介護業界で働く中年童貞だけではありません。


中村さんが数人の中年童貞の人に取材したものを、漫画で再現しています。


本書は、今童貞の人にも反面教師となる本であるもと思います。

きたろう
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漫画としても、ふつうに楽しめます。



目次

第1章:「中年童貞」の受け皿となる介護業界 
第2章:妄想に生きる高学歴中年童貞
第3章:ネット右翼と中年童貞
第4章:秋葉原は中年童貞天国
第5章:モテなさすぎて死んだ鈴鹿イチロー
第6章:女への絶望から男で童貞喪失
第7章:中年童貞はこの社会が生んだ
第8章:中年童貞という地獄


本にでてきた心に残った言葉


””性の問題は個人の自由だが「中年童貞」の問題はそれを越えて考えられるべき事案だ””

きたろう
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難しい問題です。


””ハローワークの薦めでヘルパー2級を受講取得、人のせいにする、言い訳する、人生で成功体験がなにもない、勉強も運動も苦手、実家にパラサイト、学歴が低い、弱いものイジメが好き、健康状態が悪い、愚痴と悪口が好き、性格が悪いと、もう救いようがない。

きたろう
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中村さん曰く、中年童貞には共通するところがあるそうです。

””中年童貞に多い属性は介護職員・農業関係者・ネット右翼の3種類ですね

きたろう
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当てはまる人は、要注意。





まとめ

 


本書に描かれている中年童貞に共通する特徴は、「全員、自分に対しての自信があまりにもない」ように思います。


それぞれ、どういう人生を過ごしてきたのかも描かれており、教育熱心な母親がいて勉強を強いられていたりと可哀そうな部分もたくさんありました。


女性に嫌がらせを受けて、女性嫌いになる人もいました。


ひとつのきっかげが中年童貞を生んでしまうんです。



中年童貞は間違いなく、社会問題です。



童貞を卒業するためには、小さな成功体験を重ねて自分に自信をつけることが、大事だと感じました。



僕も頑張ります、はい。









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