【書評】女性の貧困の現実が見れる1冊

ノンフィクション

(2021年1月10日更新)



きたろう
きたろう

年間100冊読むきたろうです。その中から、良いと思った本を今回ご紹介します。

きたろうの詳しいプロフィールはこちらから


この本を読むべき人はこんな人

・女性の貧困問題について知りたい人
・どういう対策をすれば、貧困に陥らないか学びたい人


きたろう
きたろう

著者は、女性の貧困問題についてのノンフィクションを多く書いている中村敦彦さん!






本の概要


本のタイトル:東京貧困女子。 彼女たちはなぜ躓いたのか
著者:中村淳彦
発行日:2019年4月5日
発行所:東洋経済新報社 




著者プロフィール:
中村淳彦
大学時代から20年以上、AV女優や風俗、介護など、貧困という社会問題をフィールドワークに取材・執筆を続けているノンフィクションライター。
自分の価値観を持ち込むことなく、彼女たちが直面している現実を可視化するために、親からの虐待、精神疾患、借金、自傷、人身売買など、さまざまな過酷な話に、ひたすら耳を傾け続けている。
本書のもととなる東洋経済オンラインの連載「貧困に喘ぐ女性の現実」は1億2000万PVを超える人気を博している。

なぜ読もうと思ったのか


「貧困問題」に興味があり、本書の著者中村敦彦さんの本はよく読んでいます。


『ルポ中年童貞』『AVビジネスの衝撃』『名前のない女たち』などの著書を読んだことがあります。



その中でも、『東京貧困女子。』は内容も多く、衝撃的な本でした!




内容


著者と編集者がふたりで、東京に住む貧困に苦しんでいる女性たちにインタビューをしていきます。



パパ活をする女子大生
性的虐待を受けていた女性
職場でセクハラ、パワハラを受けて心身を病んでしまった女性
夫からDVを受けていた女性
重い病気に罹ってしまい働くことができない女性




などさまざまな女性に今の状況を聞いていきます。


その中には、もともと高所得の家庭に生まれ、良い教育受け、東京大学大学院を卒業した女性もいるから驚きです。




ページ数が350ページと内容が多く、ひとりひとりの状況を詳しく書かれています。


目次

まえがきーーいったい女性たちになにが起こっているのか
第1章:人生のピリオドを打ちたい
第2章:母には一生会いたくない
第3章:明日、一緒に死のう。死ぬから‥‥
第4章:あと1年半しか仕事ができない
第5章:45歳、仕事に応募する資格すらありません
第6章:子供の未来が消えていく
終章:絶望の淵
あとがきーーでも生きています

本にでてきた心に残った言葉


”貧困家庭や不遇に育った女性ほど、自分のために合理的稼ぐより、人の役に立ちたいという意識を持って低賃金の福祉系職に就く傾向がある。”

きたろう
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事実だとしたら、やるせない気持ちです。


”私は機会あるごとに「未来ある若者は福祉職についてはいけない。生産をして稼いで税金を払おう」というニュアンスのことをいっているが”

きたろう
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本書では、福祉系の仕事について心身を病む人が多い印象です!


”貧しい人々はその原因を考えるのではなく、さまざまな資格が掲載されているフリーペーパーを貪るように眺めたりする。そして、難易度の低い資格を取得しようとし始める。費用と時間がかかるのでさらに生活は圧迫される。”

きたろう
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行動パターンとういうのがあるのが、怖いです。





まとめ


世の中が、コロナ禍で経済不況に陥っているなか、このような女性がたくさんでてきいるのではないかと思います。




こういう今こそ読むべき本なのかも知れません。




この本によると、貧困家庭は3つのパターンあるそうなのです。


『ひとり親』
『病気』
『子どもが多人数』
『三世代同居』



人生、本当に何が起こるかわからないことをこの本は教えてくれます。




自分たちが対策できること、政府がやらなければならないこと、があるように思います。





この本を読んで対策をし、コロナ不況を乗り越えていかなければなりません。






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